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help リーダーに追加 RSS セカンドオピニオンを求める    セカンドパート

<<   作成日時 : 2005/07/15 06:54   >>

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セカンドオピニオンに関しては皆さんさまざまな思いをもたれています。それでは「患者の生き方」より私見パート2を紹介します。ますます議論が盛り上がることを期待します。

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セカンドオピニオン;医師の視点から
通常の外来時に、セカンドオピニオンを求める患者さんが来られると、医師として大変苦労します。私の外来では、50から70人の患者さんを、4-5時間で診ています。一人にかけられる時間は、平均してせいぜい5分というのが現状です。

ところが、セカンドオピニオンを求めてくる人は、命に関わる重病であったり、診断や治療の難しい難病であり、病状が複雑なことも多く、病気の診断や治療そのものが難しいのです。さらに患者さんは、何らかの理由で、医療に対して不信感をもっていることも、少なくありません。そのため、病気の説明にも、普通以上に時間と注意を要します。

患者さんが、他院の入院期間中に受けた検査結果や膨大な資料などを紹介状にそえて、持ってこられると、それを全部読むだけでも大変です。とても10分や15分間の短い診察で済ませることはできません。それでも、外来の待合室で待つ多数の他の患者さんのことを考えると、一人の患者さんに30分以上かけることはためらわれます。事実上それは不可能です。

一人に15分から30分をかけるとしても、もし一日の外来に二人から三人の患者さんがセカンドオピニオンで来られると、その日の外来はもうお手上げ状態となります。

日本を代表する国立の医療センターであり、がん治療のメッカである、築地のがんセンターなど、いくつかの病院ではすでにセカンドオピニオン外来が設置されています。そこでかかる費用は自費であり、保険外診療として行なっています。私達の病院でも、現在セカンドオピニオン外来が検討されています。今後は通常の外来とは別に設置し、対処することになりそうです。 
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今春より慶應大学病院にもセカンドオピニオン外来が設置されました。自費扱いとなります。


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「セカンドオピニオンを求める    セカンドパート」について
「セカンドオピニオンを求める    セカンドパート」について 私も国立がんセンターでセカンドオピニオンを求めました。医療への不信というよりは、意見を聞きたかったからです。先生のお話を聞いてすごく安心し、自分の体を任せる決心ができました。でも、私が患者会で相談を受けるときには医者への不信がとても多いです。主治医を変える。本当につらい決断だし、こわいです。きっと多くの人ができないでいると思います。しんぞう先生は医者との相性どうお考えになりますか。 ...続きを見る
オレンジティの女性特有のガンを応援し隊!
2005/10/24 21:10

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
 こんにちは。
 今日身内の付き添いとして、某国立がんセンターに行きました。

 驚いたことに、しんぞう先生の書かれているセカンドオピニオンの受付窓口と普通の診察の予約窓口が新しくできてました。

 名前は番号を主にして呼ばれました。検査も処置もすべて番号でコンピューター処理されてましたが、呼ばれるときは○○番の○○様でした。
 診察を終えると、医師が次回の予約の番をとってくれました。

 病院も様変わりし、しんぞう先生の改革の波の一波を見た感じでした。
昼行灯
2005/07/15 17:34
現実の現場で困るのは、相手が初対面であり、性格や考え方がわからない点にあると思います。話を進めながら気の弱さや神経質な性格を見抜く程度の洞察力や経験が科せられると思います。
相手が何を求めているのかを考えながら診療にあたることになり、例えば「がん以外の診断名をいってくれるのを求めている」ようなこともあり、うまく対応しなければ病院巡りなさることになりかねないです。臨床医も、いろいろなタイプの先生方がいらしゃっいますが、テクニック的なことよりも、真摯な態度で本当に患者のことを思って話せば、気持ちは通じるのではないでしょうか。

水井
2005/07/15 20:47
インフォームド・コンセントと、このセカンドオピニオン。どちらも、患者さんの側に立った最善の医療をめざした姿なのだと思います。

その達成の為には、両者の共通の思いとして、「この病に対して最善策を構築していこう。」と、いう大前提がなければならないと思います。
水井
2005/07/15 21:11
患者がセカンドオピニオンを求めたときには、不安・疑問・(宿命への)怒り を抱えているように思います。← 対応する医療者は大変でしょう。
患者の(こうあって欲しいという)希望と,(事実としての)病状への受容姿勢を熟成させる。。そんな両睨み体勢かと。。

電子カルテも改ざん防止とかの後ろ向き機能や、記述類型の標準化といった定型フォーム機能ばかりではない未来への進歩を望みたいものです。
電子セカンドオピニオン = 検査データや画像診断標準データベースに自動照会して、
○標準的な診断候補
●例外的だが考慮を要する病名群
そんなのを表示してくれると医師も助かり,患者も助かるかと・・・
(患者さんは医師の力量への不安も大きいのでその説得材料にもなるかと…)
macoto
2005/07/15 21:49
セカンドオピニオンのために来た患者さんにはやはり気を使います。根底に医療不信があるからです。
macotoさんのコメントのようなことを、5月24日の二つの記事に書いています。一度お読みください。
しんぞう
2005/07/17 04:57
5/24の記事を一読いたしました。

ある建築士さんによるつぶやき・・・
「便利すぎるのは人間を駄目にする」
ちょっと極端な表現ですけどね。
便利すぎるとその影にある働きを見失う
っていうのはあると思います。

便利さと安全そして安心を高度に両立させるよく管理された医療...
私も懐古趣味なのか,おしっこを顕微鏡で覗いて赤血球を見る、だとか、必ず触診聴診してからオーダーを出す、という医師を本物視する傾向があります。
必ずしも、管理無視(アウトロー)志向なわけではないのですが、システム万能・手続き全能(人間の直感性排除)というのも好まなしくないと思うのです。

しんぞう先生の思いも、私と似た感じであると受け止めています。
macoto
2005/07/18 00:06

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