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ブログを開始して15ヶ月になった。 このところブログの更新が滞っている。このブログだけでなく、MELITの記事も更新できていない。 その理由の一つは新学年度が始まったことにあるが、特にこの4月から上智大学での講義が始まったことこともある。「医学一般」という講義を総合人間学部社会福祉学科で受け持つことになった。昨年まで慶應大学医学部の教育センター長の天野教授が講義されていたが、その後任を引き受けることになった。 医学は細分化・専門化されており、「医学一般」という範囲の広いテーマではちょっと荷が重い。そのような広いテーマの講義を1人で引き受けようなどという人は、余りいないことだろう。1人でカバーするには余りにも広すぎるからだ。 その分野の専門家を何人も講師に迎えて、講義を構成するすることが多いのだろうと思う。しかし、私は1人の講師により、このようなテーマを講義をすることにも意味があるのではないかと考えた。それは、丁度専門家が分担執筆した教科書が無味乾燥で、面白くないことが多いのに対して、1人の著者が丁寧に作った単著の本には、その根底に流れる思想が感じられ興味を引く内容であることも多いからだ。 私は、社会福祉学科を卒業してソーシャルワーカーになる学生に何が必要だろうかと考え、医療と社会の接点に重点をおきながら講義を構成している。http://www.sophia.ac.jp/syllabus/2006/gakubu/1284_84560.html 最近はあちこちで講演を引き受けることが多いが、その多くは自分の得意な分野の内容であり、自分の知識の範囲内で構成を考えるとすむ。また、同じようなテーマの依頼であれば、他の場所での講演が利用できるので楽なものだ。少し構成を変えたり、追加すれば済んでしまう。 ところが、新しい分野の講義となると、その準備をするには、通常授業時間の10倍以上の準備時間が必要となる。よく知っている事柄であっても講義の前には確認作業も必要だ。そんなこんなで、火曜日にある講義の直前まであれやこれやと訂正や追加をしながらスライド作りにおわれている。それは、私自身にとっても、医学全般を学びなおす良い機会だ。 私が大学生の頃には、授業にも出ない学生が多かったが(と、まるで他人事のように書いていますが)、今の学生は真面目だ。9割以上が出席し、熱心に聴いてくれる。社会福祉学科だけでなく、心理学や政治、経済、哲学、英文学など、様々な科の学生も参加している。本当ならグループディスカッションでもやりたいところだが、総数100人ではそれも難しいだろう。授業の最後にだしてもらうリアクションペーパーには様々な意見が書かれており、それを読むのも楽しみの一つだ。 私がこの授業で伝えたい大きなテーマは、「多様性の尊重」と「独立自尊」だ。色々な考え方があることを理解し、それを受け入れながらも、自分の考えはしっかりと持つことだ。単に知識を詰め込むのではなく、そのような思考法を学生が身につけられる講義を目指している。それは、他人をケアしようとするものにとって一番大切なものであろう。 と、このような言い訳を述べてはみても、ブログの更新もしっかりとやりたい。講義の準備などをとおして、より幅広い視野を身につけて医療のperspectiveを発信したい。 しばらくのご勘弁を。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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そうでしたか。お忙しい毎日なのだろうと推察致しておりましたが、上智大学も加わって慶応の3キャンパスとで4つ股かけていらっしゃとは! |
水井パセリ 2006/05/11 00:36 |
しんぞう先生、お変わりなく御活躍でいらっしゃるので、ほっと致しました。 |
ひる行灯 2006/05/11 06:03 |
ひる行灯さん同様に、ぜひ学生のふりをして |
body&soulIV 2006/05/11 08:35 |
私ももぐりこみたいです...一番前に座って聴きますから! |
にのちか 2006/05/11 17:31 |
最近の学生さんは、授業にきちんと出席するのですね!(当然ですね^^;) |
GALANT's Cafe 2006/05/14 00:23 |
久々に、このブログに、伺いました。 |
打出喜義 2006/05/29 23:12 |
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