毎日新聞 に 「患者の生き方」 が紹介される

「患者の生き方」 が毎日新聞に紹介されました。
明珍記者には 「患者学」 という言葉が 気に入っていただいたようです。

http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/medical/news/20050217dde007070087000c.html

あとがきより
 本書の表題 「患者学のすすめ」は、医療者向けに「肝臓病教室のすすめ」を書いた時から、次に一般向けに書くならと考えていたものです。患者さんにとっての医療の案内書であると同時に、患者さんに医療の維新に参加してもらいたいという嘆願の書でもあります。ここでの患者学は、医療を受ける際に患者さんに必要な知識であり、医療をよくするための方策としての患者学です。
この本の執筆中に、大学の医学部教育統括センター長の天野隆弘先生より、患者中心の医療をテーマに選択科目として授業をやってみないかと提案されました。私はそれを喜んで受け、授業に「患者学、医療はどこまで患者中心になれるのか」とのタイトルを付けました。こちらの患者学は、医師にとっての患者学です。授業では、患者さんから学ぶこと、そして患者さんを中心とした医療を進めるための考え方を討議し身に付けたいと考えています。
患者にとっての患者学と医師にとっての患者学がうまくかみ合うことにより、医療がよりよい方向に進めばと願っています。

最後の章に、「癒しと祈り」をとりあげました。緩和医療の分野だけでなく、これからの医療でスピリチュアリティを無視することはできません。スピリチュアリティとは、一つの宗教にはとらわれない宗教心のことです。私がスピリチュアリティにこだわりをもつのも、すべての宗教は一つの根をもつという、万教同根の思想に通じるものと考えるからです。
オウム真理教事件や中東の戦争などのために、宗教そのものが誤解を受け困難に直面しています。健康や医療の面からスピリチュアリティが着目され議論されてきたことに、これからの宗教が現代社会においてもつ意義の可能性が示されていると感じます。
医療において、世界の模範となれるようなシステム(型)を日本で作ることが私の念願です。日本の医療界がようやく変わろうとし、医療に維新が訪れている今、その主人公は患者さんであることを、そして、それをリードするのも患者さんであることを伝えて、その推進へ向かって協働することを皆さんにお願いしたいと思います。


患者の生き方―よりよい医療と人生の「患者学」のすすめ

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