すでに決まっった病院での医師選びには

 ある地域で事実上他に病院の選択肢がなく病院をすでに決めている時、ある病院に通っていて自分の受け持ち医に不満がある時、他の病気のためにその病院で別の医師にかかりたい時、このような時には外来担当の看護師に相談することをお勧めします。

 外科医の手術の腕前は麻酔科医が知り、外来での医師の診療の腕前は外来看護師がよく知ります。ベテランの看護師であれば、外来での医師の診察、特に問題となる患者への対処の仕方、過去における医療過誤の有無、その対処の仕方、患者からの評判、医師間の評判などを知り、医師の臨床能力を総合的に一番よく把握しています。特に師長(看護師長)や主任クラスの看護師には、そのような情報が集まります。そして、多くの医師の診療をそばで見てきたため、あなたにあう医師を紹介できるはずです。

 ただし、看護師に相談するには、午前中の外来業務が忙しい時間帯ではなく、診察時間が終わった頃、外来でそっと相談してみるのがよいでしょう。
自分の最も困っている症状や病気について簡単に話し、今までどの様に診てもらってきたのか、どの様な点に不満があったのかを伝えるです。その上で、この病院でどの医師に診てもらうことを一番すすめるかを尋ねるのです。

患者の生き方より
患者の生き方―よりよい医療と人生の「患者学」のすすめ

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この記事へのコメント

GALANT's Cafe
2005年05月18日 09:19
どの組織でも、各人を良く知るキーパーソンなる人物が居ますね。
そのようなキーパーソンに人を紹介してもらえると、患者さんも医療関係者の方も、双方が幸せですね。
にしまる
2005年05月18日 16:14
私が春に転勤する時の後任がすこし問題のある人物だったので、自分の患者さんには次の医者は外来婦長に決めてもらってくださいと言い残して去りました…
よぉ~よぉ
2005年05月18日 22:25
しんぞう先生の「患者の生き方」をおすすめします。私は、先生のまわしもの?!ではありませんが、素直にいい本だなぁ~と思ったのでかきます。
私は慶應大学に今年春に新設された「健康マネジメント研究科」に通い始めた大学院1年生です。しんぞう先生(学内では加藤先生とおよびしています)の授業を2回受講しました。母が癌を患っおり担当医師が「癌は絶対に治らない。まだまだどんどんできます」と言い切られた時、悲しみと恐れの気持ちでいっぱいの経験がありました。先生の授業を受けて、「患者さん目線のドクターがいらっしゃるのだ」と感動すら覚えました。先生の著書「患者の生き方」は、慶應の大学院の授業で先生が講義されたことがきちんと記述されています。
授業はむしろ、本のエッセンスをご紹介頂いたといってもいいかもしれません?!私は先生の授業を受講する機会に恵まれましたが、こうして先生のブログを読んだり、先生の著書を読むこともできます!様々メディアを利用して、先生がご意見を発信してくださることで、深く先生のお考えを知れます。ありがたいっ。
2005年05月19日 00:52
Galantさん。 このようなキーパーソンになる人が、きっと医療コーディネータと呼ばれ活躍するのでしょうね、遠くない将来に。

にしまるさん。 今は婦長と呼ばずに、看長というそうですよ。(私だけだが)
2005年05月19日 00:57
よおーよぉーさん。このレポート内容は満点ですが、他人が読みやすいように、空行を入れてください、次回から。(突然学校の先生風に)

どうもありがとう。推薦の言葉を

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