テーマ:病気

慶應義塾大学看護医療学部の教授就任の報告

 慶應義塾大学看護医療学部の教授に本年4月1日付で就任することが正式に決まりました。慢性病態・終末期医療を担当する予定です。  私自身、望んでいたポストでした。それは、これからの日本の医療を良くするために、看護師の力に期待するところが大きいからです。患者さんに良いケアを提供できるための医療職が看護師であると信じるからです。  …
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進行がんにもみられる自然退縮

「医療における独立自尊とは」について  人の寿命はわからないと前章で述べましたが、その最たるものは「がんの自然退縮」です。日本の心身医学の創始者である九州大学の故池見酉次郎教授は、中川博士とともにがんの自然退縮例を研究しました。この研究により池見教授はストレス学説で有名なハンス・セリエ博士のセリエ賞をとられたのです。がんの自然退縮は5…
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総合診療医を目指した後輩医師の悩み 7

10/26 その後はどの様にされていますか? 11月13日に私が中心になって行なっている研究会があります。 一度こられませんか。 慢性病の患者さんへの情報提供やケアの研究会です。医師だけでなく、看護師、栄養士、薬剤師なども参加します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー …
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総合診療医を目指した後輩医師の悩み 6

10/01  先日、名古屋大総合診療部の見学に行ってまいりました。 伴教授はじめ、Drの雰囲気がとてもよくて、楽しく過ごさせていただきました。なによりも、あそこの先生方は「ジェネラルの専門医」としてのプライドを持っていて、こういう自信が今の自分にはないのだということに気づかされました。と同時に、大学卒業時、ジェネラルをやってい…
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総合診療医を目指した後輩医師の悩み 5

9/24 私からのメッセージは短いものでしたが、私が伝えたいことを理解してもらえたように思います。 私がA先生に期待するのは、先ず内科医としてしっかり研修を受けること、そして、その上で、専門医なり、漢方の道も勉強されることです。漢方も面白いだろうと思いますが、まだ、そこにはまり込むには早すぎます。4年間は内科全般をじっくりと勉強…
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総合診療医を目指した後輩医師の悩み 4

9/21 11月頃に発売される予定の原稿(患者の生き方)を添付します。 私は、A先生はおそらく全人的医療にあこがれているのだと思いますが、全人的医療は何の臓器でもこなせる人ではありません。それでは全人体的医療です。身体、精神、社会、スピリチュアルの4次元で患者をケアできるのが、本当の全人的医療です。そして、それはそれぞれの臓器の…
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医療の改革を解決指向アプローチで

サルトジェネシスと解決指向アプローチを、病気に対する新しい対処法として2月27日に書いた.。しかし、私はこれを医療の改革にも適応できるものだと思う。  どこに原因があるのかを捜し求めて、それをつぶす、排除する、あるいは除去するのではなく、今あるリゾースを確認し、そのリゾースを有効利用、あるいは、拡大することにより、健全な医療を…
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医療における独立自尊とは

「患者の生き方」より 医療における独立自尊とは  私が外来で診ている慢性の肝臓病の患者さんは、その多くが高齢者です。日本のお任せ文化に親しんできた人達です。このような人に対して、いきなり治療法の選択をと迫っても、戸惑われることも少なくありません。  しかも、現実の問題として、患者さんに提供すべき情報、治療法を選択するための…
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総合診療医を目指した後輩医師の悩み 3

 たびたび申し訳ございません。早速のお返事を、誠にありがとうございました。  極端から極端に、というのは言われて、もっともだと、すごく納得いたしました。それから、前回送らせていただいたメールを読み返してみて、非常に感情的な文章だったと反省しております。少し、付け加える形で、もう少しご相談させていただけますでしょうか。  今でも、…
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総合診療医を目指した後輩医師の悩み  2

919 私は循環器病センターにすぐには行かずに、内科認定医をとれるような病院で先ず研修することをおすすめします。それは、MM医療センターでも良いのかもしれませんが、私はそこを良く知りません。 循環器をやりたいとの気持ちは大切にされると良いと思いますが、多くの場合、循環器はもっともその専門の範囲しかみない専門医師になります。中でも…
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総合診療医を目指した後輩医師の悩み

昨日A医師が訪ねてきた。うれしい来訪であった。 A医師は、慶應大学のある学生の課外活動団体の後輩だ。2年前に大学を卒業する際に、大学病院での研修では患者の側に立った医療はできないと考え、市中病院(大学病院以外の研修病院)にプライマリーケアを目指して研修医として就職した。私は頼もしいなと思いながらも一抹の不安を感じていた。 ある日…
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慶應病院は医療の三越か 2

「慶應病院は医療の三越か」について 第1話で述べたことは、実は両者の議論がかみ合っていない。私は病院が三越であることを目指すべきだといったのに対して、X医師は大学で働く医師は世界一を目指すべきだといったのだ。つまり、システムまたは個人とその言っている対象が異なっている。 そうであれば、医療コディネーターとでも呼ぶべき職種が、医師…
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全人的医療の場は本当にプライマリーケアなのか

 最近、全人的医療という言葉がよく使われる。そして、その全人的医療の担い手は、開業医などの目指すプライマリーケア、あるいは心療内科の医師であると考えられている。  全人的医療とは、人を全体として診る医療であり、身体、精神、社会、スピリチュアルの4次元で診ようとする医療である。決して、身体だけの全体、すなわちどの臓器の疾患も診るという医…
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なぜ、患者さんにまなぶのか

「今回のシンポジウムは『なぜ患者に学ぶ必要があるのか』という問いに対して答えを導くのには到りませんでした。」 http://blog.livedoor.jp/iwamoto_3/tb.cgi/15937593 に対する私なりの答えは次のようなものです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「…
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医療のコーディネーターに期待する

インテリア・コーディネータに医療コーディネーターの未来をみる  1997年頃にわが家の建築を依頼した経験があります。憧れの宮脇檀氏など有名な建築家に設計を依頼することはもちろんできません。メーカーのプレハブの住宅ではありましたが、それまでの自分にとって一番大きな買い物であった車選びとは異なり、家の建築は決断すべき選択肢が余りに多いこと…
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慶應病院は医療の三越か

理系と文系の違いから、専門化の問題があがってきた。  ある年の消化器内科教室の新年の集まりで、私は「三越デパートへ行けば、一応何でもそろっており、そこで買うものはどれも一流のものであるというように、慶應病院はどんな病気で訪れても、的確に対処できるという、デパートでいえば三越のような存在であることが期待されているのではないか。」というス…
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医者は理系か文系か?

そんなところでブラブラさせていると当たってしまうよ。と心配顔なタヌキ。(写真 金長たぬき@小松島市) 「しんぞうのおんな」 http://absinth.exblog.jp/i0 という刺激的なタイトルにひかれて、たどったブログから面白い話題があったのでそれを紹介し、私の考えを「患者の生き方」より引用します。「しんぞうのおんな,」は…
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科学的評価をうける病にたいする祈りの効果

最近、内科アナルズ(Annals of Internal Medicine)や内科アーカイブズ(Archives of Internal Medicine)など、米国医学界の権威ある一流雑誌には、病気に対する祈りの効果を調査した論文が相次いで掲載されています。医学論文のデータベース、medlineを検索しても、distant heal…
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「糖尿病は薬なしで治せる」

「<痛風>「ビールを飲んでも治る!」鹿児島大教授が自ら実験」について 「糖尿病は薬なしで治せる」 同じようなタイトルだが、その根底にある哲学が全く反対なのがこの本だ。渡辺昌教授は自分が糖尿病になり、それを生活習慣の改善により克服する。克服というよりコントロールという方が正確だが。 渡辺教授は自らも語るように糖尿病の専門家ではない。し…
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<痛風>「ビールを飲んでも治る!」鹿児島大教授が自ら実験

 痛風を専門にする教授が、ビールを適量飲んでいても痛風はコントロールできるという。この教授は自らが痛風になったために自分で実験した結果を本にまとめた。  痛風は生活習慣病のひとつだ。その専門家が痛風になるなんて、常識的には恥ずかしいことに違いない。しかし、自分が痛風になって、始めて本気で病気の治療について真剣に考える。  最初は…
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