ブログ開設 1周年  自由の広場

ブログを開設して、今日が丁度丸一年目にあたる。 不思議なもので、おっかなびっくり開設した最初の日にアクセスし、コメントしてくれたのが sin さんである。初めの頃の記事を読むと、まだコメントやTBのしかたも知らずにやっている自分がいて面白い。一年でもう3万件を超えるアクセスをいただいたことは驚きだ。 最初に出会った sin さんにも加わってもらい 医療情報リテラシーのサイト MELIT をたちあげることができた。ブログを利用する新しい形の医療情報リテラシーのサイトとして、NHKでも取り上げていただいた。 ブログのよい点は、通常のホームページとはことなり、一方向性の情報の発信だけでなく、コメントやTBにより双方向性にコミュニケーションできることだ。 患者同士、医療者患者間などの情報のやり取りにより、医療情報の読み方を自然に身につけることができるかもしれない。また、患者間の情報交換は、それ自体がスピリチュアルケアの意味をもつかもしれない。そんな期待も広がる。 MELIT 開設の初期より、MELIT運営に参加してくれた人は、このブログで知り合えた人ばかりだ。 東北地方、関東、関西、中国地方の住人と、普通なら全く知り合う機会もないような人と不思議な縁で出合った。インターネットは、同じ様な考えをもつことで集うことができる地域性をこえたコミュニティだ。 あるいは、高シトルリン血症や若年性パーキンソン病など自分の周りにはいないような珍しい病気の人の間でのコミュニケー…

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立春

昨日はMELITの東京オフ会を開いた。 one stepの皆さんが急に来れなくなったのは残念だったが、 同志が集うと心も温まる。 ほろ酔い気分で心地よくなり帰宅した。 今朝は立春とはいえ、全国的に寒波が襲っている。 そんな中で春のきざしを見つけた。 紅梅の蕾が綻んでいた。 私にとって、年末から1月にかけてはいつも悩ましい季節だ。 どうもついていないことが多い。 そんな時は慎ましやかにすることが一番。 節分を迎えると、ようやく運が開いてくる。 そう。春はそこにまでもう訪れている。

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50の峠  

50歳になる誕生日をむかえた。 気持ちとしては人生の折り返し地点を迎えたという感じだ。 折り返しといっても、何も百歳まで生きようと考えているわけではない。 大学卒業の24歳を社会へ出た時と考え、社会に少しでも役に立てる時期を考えれば、 今が折り返し地点かなという感じだ。 一般の職業なら60歳や65歳が定年だろうが、医師ならもう少し働くことができる。 キッペス先生のように定年など考えないで活動したいと思う。 キッペス先生も日本に初めて来られてから丁度50年になる。 昨年末に心臓の手術を受けられることを言われてドイツへ帰られてから音信がなかったが、 昨日ドイツからの電話であり、お元気な声を聴くことができた。 「慢性病の患者さんの患者学(情報リテラシー)」 「日本におけるスピリチュアルケアの普及」 この二つを折り返し後の目標として 日本の医療を少しでもよい方向に向けることを目指した活動をしたい。 私には、そのような場を天が準備されていると感じられる それを天命と呼んでよいのだろうか。

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ブログ11ヶ月 みんなの広場

ブログをはじめてもう11ヶ月になる。 この一月にはヒット数が3万件を超えることができた。多くの人々に励まされてブログを続けてくることができたことを感謝したい。 昨年このブログを通して知り合った人と共にMELITをたちあげることができたことも大きな収穫であった。この一月からは若年性パーキンソン病の人にもグループとして登録をしてただき、薬剤師さんのブログもたちあがった。まもなく栄養士の方のブログも開始予定であり、医療関係者のブログも幅が広がってきた。紆余曲折はあったもののMELIT自体は順調に輪をひろげることができた。 今日1月10日は福沢諭吉先生の誕生日で慶應義塾は休校日であった。かねてから念願であった富士山の撮影に出かけた。曇りがちではあったが、時々顔をみせる富士の美しさは圧倒的であった。

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何とか 無事 帰国

昨日、夜、コルコタ(カルカッタ)よりバンコック経由で帰国しました。 コルコタでは、マザーハウスに訪れ、カリーガートというヒンドゥー寺院の境内にある「死を待つ人の家」でボランティア活動をしました。映画にもマザーテレサが追い出されそうになる場面が出てきた施設です。 医師とは言いながら、内科医では、現地の医療には全く役に立たず、もっぱら素人としての活動です。 欧米や世界の多くの地では、このような病に倒れた貧しい人の救済から、病院は発生したのだそうです。ところが、わが国では、明治政府が西洋医学を導入する時点で、医療の対象をまず支配階級層や富裕層とし、科学主義を貫ぬこうとした歴史があり、病院におけるケアという概念が希薄になっってしまったのです。 その意味で、マザーハウスの「死を待つ人の家」の施設は、まさに医療の原点を体験できた気がします。日本からも若者が参加し、活躍していました。後ほど、「死を待つ人の家」での体験を下に、記事を加えていきます。

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インド・カルカッタへ

今日、早朝に出発し、今カルカッタへ向かっています。 中継点のバンコックで時間調整中です。 いのちの研究会町田さんと八木さんが一緒の旅です。 他の二人は開発途上国への旅になれているようで身軽に来られています。 カルカッタのホテルで無事インターネットにアクセスできれば、順次アップしますが、上手くつながらないときには、記事をまとめておき後でアップします。お楽しみにしてください。 写真も撮れると良いのですが。 なんと4000万人がいるという大都市ですが、混沌の世界の中で無事に帰ってこられるか? カルチャーショックを受けに行ってきます。 結局は、自分を振り返るための旅なのでしょうね?

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ブログ10ヶ月  自由の広場

ブログ開設から10ヶ月となった。 最近は、記事をアップするテンポがやや落ち気味であるが、一つはMELITの開設に伴うものでもありもう一つは、全国の各地で講演があり、忙しかったせいもある。 しかし、一番大きな原因は、締め切り遅れの原稿を沢山かかえていたせいであった。締め切りを過ぎた原稿をかかえながら、自分のブログに原稿を書く後ろめたさを感じる。 ようやく、締め切り遅れの原稿は一本のみとなり、やや身軽になったので、これからはしっかりと記事をアップしていきたい。 もう、街中のデコレーションは、すっかりクリスマス気分となってきたが、この12月には「いのちの研究会」の町田教授や島薗教授とともにインド・カルカッタを訪れ、マザーテレサが開設したマザーズハウスも見学する予定である。 マザーテレサの他人に対する思いやりの深さは勿論であるが、私はむしろその強さに魅かれる。あの強さはどこから生まれるのだろう。マザーハウスでその強さの秘密に出会えるかが楽しみだ。

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神宮外苑の銀杏並木

通勤路の途中に神宮の銀杏並木がある。 この季節、朝の一番にここを訪れることは楽しみの一つだ。 今年は暖かい気候のためか、色づくのがいつもより遅い。 まだ、人の少ない銀杏並木の中を、落ち葉で敷き詰められた路を歩く。 夜、降り積もった銀杏の葉の上を歩くのは、新雪のゲレンデを滑走する楽しみに似ている。 自転車がスッーと駆け抜けた。

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遅ればせながら三田祭について

今年は学生部の担当となったために、11月23日夕方ー夜に三田祭につめることとなった。三田祭は慶應義塾大学の学園祭であるが、4日間行われ毎年20万人以上が訪れるという。医学部に所属している時には余り縁のないお祭りであった。 私はその最終日の担当となり、三田キャンパスを訪れたのであるが、終了間際のキャンパスの込み具合はラッシュ時の駅の様相を呈していた。 18時に全日程が終了となり、片づけが始まる。各サークルの学生らはそれぞれが自分の場所を片付け、三田祭実行委員のメンバーが公共スペースの掃除や移動した設備を元に戻したりしている。ほとんど業者が入る部分はないそうだ。大学の教職員の出番もほとんどなく、最後に設備が戻されたことを確認するだけだ。 三田祭実行委員は4月から募集され準備を始めるらしい。そのメンバーが報酬もなく一生懸命に片づけを受け持っている。ごみで散らかったキャンパスが見る見る間にきれいになっていく。 このように学生の自主性に任せた学園祭をできることをすばらしいと感じた。福沢諭吉先生が残した「独立自尊」の精神の表れであろう。規則でしばりつけることなく規律が守られる。そんな後輩達をみていて、ちょっと嬉しいかなと思った。 (本文と写真は全く関係ありません)

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ブログ8ヶ月  自由の広場

早いものでもう一ヶ月がたってしまった。振り返ってみると、8月の記事の更新は5件、9月は6件とやや停滞気味だ。 その理由の一つはMELITの開設がある。MELITの記事とこのブログの記事の書き分けを模索中だ。もう一つの理由は、締め切り遅れの原稿を抱えていることだ。締め切り遅れの原稿をかかえながらのブログの記事の更新は気が引ける。書きたいことはあっても書くだけの時間が取れないという悩みもある。もう一つは、インターネットに少し距離を保ちながら付き合いたいと思い始めたことがある。 フランス、ドイツへとホスピスの見学研修旅行をしていた時に、環境の理由でインターネットから離れる時間があった。その時に気がついたのは、自分がインターネット依存症になっているのではないかということと、インターネット上には依存症の人があふれているということである。 やはり、本来は現実の世界を大切にすべきである。インターネットにどっぷり使っている人には、そのような現実世界からの逃避の場を求めている人もおおいように思える。自分の好きなことだけを書いて、好意的な人だけを回りにおいてインターネットの世界にひたっているのは、健康な姿とはいえまい。 現実の世界の中で生き、現実の世界とかかわり、現実の世界をどう変えられるか。 現実の世界で傷ついた人が一時的な癒しの場として求めるのであれば、そのような場を提供できればと思う。そして、回復されれば現実社会に戻られると良い。そして、時々ここにも顔を出してくれるとうれしい。m…

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ブログ7ヶ月 ルフトハンザ機より (自由の広場)

現在、関空からフランクフルトに向かう飛行機の中にいる。ルフトハンザ機には機内の無線LANが備えられており、インターネットにも快適にアクセスできる。 こうやってブログ7ヶ月の記事を機内で書きアップできるとは思ってもいなかった。 8月にはウェブリーブログのお薦めブログとしてとり上げていただいた。メリットの方も中では色々な問題は生じているが、順調に社会的にも認知されてきている。 このブログではプライベートな感想を写真を豊富に交えて書き、メリットでは公的に訴えるものを書きたいと現在は考えている。このブログのタイトルは公的に訴えるものであり、タイトルにそぐわないかもしれないが、メリットのブログとあわせて読んでいただきたい。 これからドイツでのホスピスを見学するツアーが始まる。日本はドイツから近代医学を導入したが、そのドイツと日本では病院の成り立ちも異なる。生活や医療における教会(宗教)の影響や文化も大きく異なるであろう。 しかし、わが国においてもスピリチュアルケアが必要とされていることは自明のことであると、私には思える。そして、それがどのような形で日本に生まれるのか。どの職種の人が担うのか?などあれこれと考えながら研修旅行を楽しみたい。

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心と魂のケアの研修旅行へ

7日、日本アルコール薬物医学会の理事会ために金沢に着いた。台風のために、予約していた飛行便は朝6時にあきらめ、急遽東海道新幹線に乗り、米原経由でたどり着いた。13時前には何とかたどり着いたが、JALホテルの31階で開かれた会議は、船酔いをするのではと思われるほどののゆれを感じた。 明日9日の早朝7時に、関西空港のカウンターで集合し、フランクフルト空港へと向かうため、8日午後のシンポジウムの司会を終えて、金沢から関西空港へと特急で移動し、空港内のホテルに泊まっている。 このブログでも以前に紹介したキッペス先生(http://katos.at.webry.info/200503/article_42.html) が開催する研修旅行に参加することとなった。ルールド、マリアフリーデン、シュツットガルト、アウグスブルグ、ミュンヘンへとホスピスを訪問し、ドイツにおけるスピリチュアルケアを見学する。 このブログでは旅の様子を伝えて行きたい。そして、メリットには医療の雑感を伝える予定だ。 乞うご期待。

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