総合診療医を目指した後輩医師の悩み 7

10/26
その後はどの様にされていますか?
11月13日に私が中心になって行なっている研究会があります。
一度こられませんか。

慢性病の患者さんへの情報提供やケアの研究会です。医師だけでなく、看護師、栄養士、薬剤師なども参加します。

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10/27
 メールを、ありがとうございました。とてもうれしかったです。ただ、残念ながら13日は予定があり、お伺いすることができません。とても残念です。また、機会がありましたらお声をおかけいただければ幸いに存じます。

 私の後期研修に関しては、BB医療センターの総合内科のC先生という先生にお会いして、ここで研修を受けたい!と思ったのですが、病院が赤字で、後期研修医を取れるかどうかは微妙なところなのだそうです。検討してみるとおっしゃってくださったので、今待っているところです。その間に、都立広尾病院を受ける予定です。
先生も広尾病院にいらしたのですよね。見学に行き、一般内科をきちんと研修できるのではないかと思いました。それか、やはり名古屋大学でもいいのかなぁ、、などと考えているところです。11月末くらいには行き先が決まっていると思います。

 先生によい結果がご報告できるよう、精一杯努力してまいりますので、今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

 それでは、寒くなりますので、お体にお気をつけてお過ごしください。

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12/4
 さて、お騒がせしていた私の後期研修先なのですが、ついに決定いたしました。BB市の、独立行政法人BB医療センター総合内科から、内定通知を頂きました。そこのC先生という先生のカンファレンスで、初めて医学っておもしろい!!と思ったので、勉強したいところで勉強が出来ることを心から幸せに思っています。住み慣れた東京を離れるのは不安もあって、都立広尾病院と迷ったのですが、やはり自分が一番がんばろうと思う環境に行こう、と思いました。

 加藤先生には、貴重なアドバイスを本当にありがとうございました。先生にご相談していなかったら、私は今頃循環器に対する憧れだけで進路を決めていたと思います。180度の方向転換になったと、感謝の言葉もありません。もちろん、この選択でよかったと胸をはれるのはきちんと成長してからですし、今は自分にまったく自信がなく、勉強しなければならないことは山積みだとわかってはいますが、ひとつひとつ努力していこうと思います。

 それから、先日は先生のご著書のご案内をありがとうございました。買いに行こうと思いながら時間が取れなかったのですが、明日本屋さんに行くつもりです。

 それでは、取り急ぎ決定のご報告までご連絡させていただきました。今後とも、ご迷惑をおかけすることもあるかとは存じますが、ご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

 お忙しいこととは存じますが、くれぐれもお体ご自愛ください。
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12/5

BB医療センターの総合内科に決まっておめでとうございます。安心しました。
折角のプライマリーケアを目指した貴重な存在ですから、良い道を後進のためにもつけてください。
活躍を期待しています。

そこで面白いことがあったら、また聞かせてください。
BB市に行く前に一度送別会をしましょう。

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12/9
 私は内定をもらってからというもの、しばらくはおかしいんじゃないか、というくらい舞い上がった気持ちでいたのですが、やっと落ち着いてきて、今具体的にしなければならない勉強などを整理しよう、と思い立ったところです。

>京都に行く前に一度送別会をしましょう。
 もしできたら、ぜひぜひ先生にお目にかかってお礼を申し上げたいです。お時間おありの時がございましたら、ご連絡いただけますでしょうか。まだ、3月くらいまでは東京にいると思いますので・・・。

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このようなわけで、先日、A先生の東京を離れBB医療センターへ赴任する送別会をもった。
私にも、循環器病に進まず、これでよいのかどうかはわからない。しかし、A先生自身が自分で悩み選んだ道だ。また、そこには素晴らしい見本となる医師(ロールモデル)がいるという。きっと、一段と成長して帰ってくるに違いない。そして、維新期を迎えた日本で新しい医療の道を切り開いていってくれるだろう。

A先生と日本の医療の未来に、天からの守護がありますように







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この記事へのコメント

虎吉
2005年03月24日 21:15
この場が適切かどうか解りませんが加藤先生に質問をさせていただいて宜しいでしょうか?私は現在、関西の医学部に通っていて、来年5年生になる学生です。全人的医療をできるような医者になりたいと思っているのですが、卒後一般の研修病院で研修をするか、大学病院で研修を受けるのがよいのかで迷っています。その理由は自分の目指す医師になれる実力を身につけるためにどちらが、環境としてよいのかわからないからです。一般病院のほうが力がつくように学生の間ではいわれていますが、若い間に大学で深く考える習慣を身につける方が後に役に立つようにも思い迷っています。ご教示下さい。具体的には大学へ行くとしたら、慶応病院を希望しています。よろしくお願いいたします。
2005年03月24日 22:06
私は慶應大学病院で初期研修をうけることは誤った選択ではないと思います。それなりに教育システムが組まれており、全科の内科の症例を経験できます。やはり、初期にきちんとした医療を学んでおくことは大切だと思います。新研修制度になって、他の科も回るため、内科の時間が短くなり、内科の研修としてはむしろ悪くなった面もありますが。

一般病院では指導医も教育の余裕が中々なくて、ほったらかしになる場合も多いようです。今は過渡期ですから、それも仕方ありません。将来的には一般病院でも良い教育システムが構築される可能性はあります。
2005年03月24日 22:08
ただし、全人的医療の教育となると、それは、大学病院では受けるのは難しいのが現状です。初期研修をすませた後に、全人的医療を志すよい先生を見つけて、ロールモデルとし、そこで学ばれると良いと思います。ところが、専門医の教育を受けている間に全人的医療などに関心や興味をなくしてしまうのが問題です。

虎吉
2005年03月24日 23:52
早速のお返事恐れ入ります。貴大学での研修をますます希望したく思いました。先生のこのサイトに、今後もお邪魔させていただきまして、いろいろ皆様方のお話から学ぶ所存です。よろしくお願い致します。
今私がすべきことについてアドバイスございましたらお話下さい。
(自分としては、卒業に向けての勉強はもちろんと承知していますが。)また、
初期研修が終了した後のことなのですが、慶応大学病院に入局したいと考えています。杞憂かもしれないのですが、私が危惧しているのは、関西の大学出身ということによる何かデメリットがあったりしないだろうかということであります。すみません!お答えできる範囲内で、もちろん結構なのです。他に直接的にアクセスできるところが、この場しかありませんで、申し訳ございません。
2005年03月25日 06:15
他大学出身だからといって、制度上区別されることはありません。勿論、同窓生でないことや関西弁のために、ある程度の疎外感を感じるかもしれませんが。
春休みや夏休みにでも一度見学に来て、他大学や関西出身の研修医に様子を聞いてみればよいと思います。
2005年03月25日 06:33
あと、永田勝太郎先生や池見酉次郎先生、中川米造先生などの本を読み、全人的医療に対するしっかりとした考えを身につけておいてください。も
ちろん拙著{患者の生き方」「肝臓病教室のすすめ」も

全人的医療にあこがれる学生さんは多いのだけれど、医者になってしまうとそんなものと忘れてしまう人も多いのです。研修医時代の教育が悪いといえばそうなのかもしれないけど。

それでも、まずは身体をしっかり見られる医師になることが先だと、私は思います。身体面の臨床の基礎を身につけながら、全人的医療のことを常に考えておくと良いと思います。
2005年03月25日 06:49
後、書き忘れていましたが、学生時代に積極的に色々なところに電話して見学に行ってみるとよいです。医学生が頼んでくれば嫌という医者はほとんどいないはずです。それが学生の特権です。

自分の目標になれる人(ロールモデル)をみておくのは大切です。その人は理想論だけでなく、現実にやっているわけですから。
虎吉
2005年03月25日 10:40
加藤先生、お返事ありがとうございます。何度も読み返しました。全人的医療・新しい医療・医療の維新~と検索してここへ来ました。直訴のような形で飛び込みまして大変失礼を致しました。自分としましては匿名でしたので、フェアじゃなかったと悔いていました。快くアドバイス下さいまして、感激しています。
おかげさまで、これからどうすればいいのか、とても明確になりました。目指す方向ができ、他大学出身ということなどたいした問題ではなく感じます。
まずは医療全般(特に内科)の知識を身につけ、ローモデルとなる先生や病院を求めていこうと思います。ご指導ありがとうございました。
虎吉
2005年03月25日 10:52
本日慶應大学において見学できるということを昨晩知りました。今回は間に合いませんでしたが、是非訪れたく思いました。
中川米造先生は関西では神さまのように有名です。池見先生、永田先生は、心療内科の分野だと思っていました。ご著書を読ませていただきます。
全人的医療を現実的にとらえた場合、チームワーク医療が欠かせないということ、医療者側の専門性を高め連携すること、患者さん自身の在り方の大切という
加藤先生のお話に、とても引きつけられました。ご著書読ませていただきます。

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