医療の語り部

 「患者の生き方」を読んでくださりありがとうございます。
http://shinsatsu.exblog.jp/1552344
 そして、「かたりべ」 っていい響きですね。これから私も積極的に使いたいと思います。ひかわさんもその言葉を使われていました。

 empowerment も私にとって大切な課題です。ただ、私の考えるempowerment は医療者側が誘導するというよりも、もっと患者さんの中にあるものを引っ張り出すような言葉として私は捉えています。従って、あえて訳すと「励ます」とか「誉めたり称えたりして、その人が自信を持って独立できるように支持すること」ではないでしょうか。糖尿病エンパワーメントという本は大変よい本です。一度お読みください。

糖尿病エンパワーメント―愛すること,おそれること,成長すること

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この記事へのコメント

2005年04月23日 13:21
 こんにちは。
コメントは入れていませんが、相変わらず楽しく拝見しています。

 「誉めたり称えたりして、その人が自信を持って独立できるように支持すること」は医療によらず価値のある事ですね。禁則や脅しでは穏やかな心持では取り組めません。
ふくやま
2005年04月24日 00:23
加藤先生、いつも楽しく拝読させていただいています。
empowermentの、「励ます」とか「誉めたり称えたりして、その人が自信を持って独立できるように支持すること」という訳、とても参考になりました。
患者さんの中にあるものを引っ張り出す、ということ。
治療の主体はあくまでも患者さんであり、医療者はその治療の手伝いをする、という考え方と相通ずるものがあると思いました。
今後とも、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。
2005年04月24日 22:11
海風堂さん久しぶりですね。時々はコメントもお願いしますね。

フクヤマさん、なぜかこちらの方からは上手くトラックバックできていませんでしたが、今度からは、そちらのブログに直接コメントするようにします。

エンパワーメントという言葉で、ネットワークもひろがりそうです。
助手☆なかのゆーこ
2005年04月25日 12:23
加藤先生の授業を聞かせていただいた時、
看護医療学部の学生が私の後ろでつぶやいていました。
「こういう講義が聞きたかったんだ。今日は、心が震えた。」
医師である加藤先生から、あのような講義をされると
学生は、まさにempowermentされるのだと思います。
もちろん、私も感動し、empowermentされました!

講演・講義など聞く機会をとおしていつも思います。
「知識」の伝達ももちろん重要なのですが、
「感動」を伝えられるのは、
非常に素晴らしいことだなぁ、と。
水井
2005年04月25日 15:04
上記のなかのさんの仰る「こういう講義」「あのような講義」は、いかなるものだったのでしょうか。いずれその一端でもご披露お願いしたいと思います。
お勧めの「サルートジェネシス健康生成論の理論と実際」読ませていただきました。これっーすごいこと書いてありますね。健康や長生きの意味に
関する叙述のところはまさに心震えてしまいます。
ここの中に出てくるコヒアレス感についても、加藤先生のかみ砕いた披露をされては如何ですか?著書の紹介だけではもったいないです。
2005年04月27日 06:58
なかのさん。この前の授業は、最初の部分、すなわち概論のところなのでそれなりに工夫できるところでした。各論になれば、そう面白いことばかりではなくなりますが、これからもよろしく。

水井さん。残念ながら、まだ「サルートジェネシス健康生成論の理論と実際」を読み終えていません。この連休をチャンスと思っています。とこおで、上田紀行さんの「生きる意味」岩波新書はもうお読みですか。「患者の生き方」と題材は異なっていても、ほとんど同じ考えの下にかかれています。まだなら、一度お読みください。
水井
2005年04月28日 00:23
尼崎での脱線事故の衝撃で、今日本中が思考停止状態であるかのようです。
若い運転士個人や運行状況よりも、背景のJR西日本のシステムや運転士の教育環境に注目の目が向かっているのは、その本質を捉えようということの現れのように感じます。コミュニケーションにおける伝える・引き出す・語り継ぐとこの大切さを思います。いくら貴重な話でも「知りたい人」が「知りたいとき」に得て初めて効を奏します。「知りたい中身」を「欲しいかたち」で提供するということも「かたりべ」の大切な役目ですね。

さて、お勧めの上田紀行さんの「生きる意味」連休に読ませていただきます。

2005年04月29日 20:50
国民の間では、どうしても運転士の個人の問題としてとらえられてしまいそうで、運転士の家族はどんな心境だろうと同情をしてしまいます。
それにしても色々なことが重なって出来上がった事故であり、そのうちのどれかが違っていればと考えてしまうのですが、事故になる時は、そんなもことが多いのです。

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