阿弥陀堂を訪れて

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2003年の小泉堯史監督による映画 「阿弥陀堂だより」 の撮影現場を訪れた。

都会での過酷な勤務医生活の中で疲労しパニック症候群になった女医美智子が、夫の孝夫に連れられて田舎での生活を送ることになり、村人たちとのふれあいの中で回復していく姿が描かれている。

2年前に飛行機の中で放映されているのを見た阿弥陀堂だよりは、何よりも長野県の飯山市の美しい自然の風景が印象に強く残っていた。

緑の稲穂がまぶしい棚田が何段も続き、その先には千曲川がゆったりと流れる。さらに、向こうに青い山と空がひかえている。自然と人との柔らかな触れあいを感じさせられた。
日本人の心の原点が、この景色の中にはある。

冬に、もう一度訪れてみたい。雪の深い飯山の冬景色は、また格別であろう。

この記事へのコメント

水井
2005年08月25日 15:52
川のせせらぎ、棚田の緑、山にかかる朝もや、すべてをまっ白に変えてしまう深い雪、美しい四季が目に焼きつき、まるでそこで生活しているような穏やかさ・・映画では、南木圭士の世界が小泉監督によって見事に映像化されていました。
重くなりがちなテーマを、実にアッケラカンと仕上げてあったように思いました。

のんびりされて、よかったですね。稲穂がもう実っていましたか。暑い夏もあともうしばらくですね。(目下、台風接近中のようですが)

雪ウサギ
2005年08月26日 08:00
眞三先生、すばらしい場所での休暇、さぞリフレッシュなさったことでしょう!
ネットでこの映画のことを調べてみました。すばらしい四季の自然に抱かれた場所で撮影したのですね。
ああ、私も信州の山並み、湧き水、透明度の高い湖,高山植物などをたまらなく見たくなりました。実は長野県は私にとって第二の故郷なのです。子どもの時から断続的に行っていました。律儀な信州人らしい知人の方がいつも私達を迎えてくれます。信州の人って私は好きです。
別館にシャンプーをしに行って(ジョークです。MELITに行っていました。)気がつきました。どうやら私はパニック障害のごくごく初期になりかかったみたいなのです。今となってはこれを体験してよかったと思っています。そして無茶な扱いに長らく耐えてくれた自分の心と身体に感謝し謝りたいと思っています。大事に至る前に、自分の心や身体が警笛を鳴らす、あるいはレジスタンスしてくれるって、とっても有り難いことなのですね。これにも感謝です!
2005年08月26日 08:25
ガマン比べのような暑さ・・11号台風と去り
秋風に取って代わって欲しいですね。

>村人たちとのふれあいの中で回復していく姿が>描かれている。

日本ならではの、ゆったりとした祭囃子のリズムにのった「悪魔祓い」を見る思いです。
あるいは「風の盆」のような、ゆるゆると流れる時間に浸る、「温泉風悪魔祓い」かな。

しんぞうさん、雪の頃に再訪なさったら・・
滑りたくなるのではないかしら?
夏休みをとられたようで、ちょっと安心。
しんぞう
2005年09月05日 03:54
休暇をとったと思ったら、もう9月となり、昨日には研究会や来週にも学会と、秋の学会シーズンが始まっています。

仕事に疲れてパニック症候群にでもなれば、こんなところに住んでみるのも良いだろうなと感じさせる柔らかな風景の場所でした。

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