大好きな皆様へ 死にゆく人からの最期の挨拶

長い間大変お世話になりました。 皆様と知り合うことができて、 本当にうれしかったです。 人生の半ばで、 まだまだ頑張らなければならない時に、 このようなことになってしまい、 心苦しく思っております。 ご心配をおかけして大変申し訳ありませんでした。 皆様のご親切と励まし、 ご好意に心から感謝いたします。 私は、病を…
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柳澤先生の葬儀でのご挨拶

本日は、お忙しい中を、妻恵美のためにお集まりいただき、本当にありがとうございました。 恵美は11月14日午後5時5分、神様の御許へと旅立って行きました。 最期はおそらく苦痛はなく、静かに、安らかに家族全員で見送ることができました。 簡単に経過をご説明いたします。 妻の乳がんが見つかったのは、昨年の4月のことでした。 4月2…
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亡父の20年祭で

父親が他界してよりもう20年になる。昨日、四国に日帰りで訪ね、20年祭を済ませてきた。教授就任を報告し、心から尊敬をすることのできる父親を持つことができた喜びを、私は父に伝えた。 """"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""…
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教授就任祝賀会でのご挨拶

本日、新宿区の明治記念館で私の教授就任パーティを開いていただいた。230人余りの方に来ていただき祝っていただいたことは、大変ありがたいことであった。ここに最後の私の挨拶の原稿をのせたい。 本日はお忙しい中をこのように沢山の方においでいただき大変ありがたく存じます。私自身、この会はお祝いのために来ていただいたというよりも、むしろこれ…
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「第3回ペイシェント・アクティブ・フォーラム @ ジャパン・ウエルネス」について

「第3回ペイシェント・アクティブ・フォーラム @ ジャパン・ウエルネス」について 6月11日に患者さんや一般の人向けの講演会が赤坂であります。お時間のある方は是非参加してください。http://www.japanwellness.jp/katudo050611.html
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自然農法の農園では

時々コメントをしてくれている邦之さんの農場での話です。 meguさんの期待する「多様性の強さ」の話題とも関係します。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー  以前より農業に対する興味はありましたが、なかなか接する機会はありませんでした。 私が神奈川県の自然農法の農園に寄せていただいたのは、10年来診てい…
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小さな喜びを探して

患者Kさんは胃がんの末期状態で、消化器内科の病棟へ転院してきました。肺に転移があり、もう数週間の命という状態です。有効な治療もなく、徐々に胸水が増加し呼吸も苦しそうです。  そんな時期、Kさんから「先生に折り入って、話したいことがある。」といわれました。一体何を話したいのだろうと思いましたが、私はKさんを車椅子にのせ病棟のカンフ…
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上から読んでも しんぶんし もでん読らか下

 新聞を定期購読していない若い医師が増えています。 「ええっ、新聞もとっていないで、どうやって社会の情報を入れているの。」 「いや、テレビのニュースで大体のことは解りますから。」 まじめで常識派のF医師でさえこれですから、後は推して知るべしです。  新聞で入る情報とテレビで入る情報では、その質が全く異なります。もちろ…
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サルでも写真が撮れる近未来の医師に託された仕事

 前稿は、サルでもとれるカメラの使用を、私は避けたいという懐古趣味なものでしたが、本稿では、逆に、サルでもカメラで写真を撮れる時代に、医師に託される仕事はどうなるかという近未来の医師像について考察します。  医療に要求されるものとして、知識、技術、態度(コミュニケーション)の三要素があげられますが、現在の医療や医学教育は、知識と技…
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サルでもとれるカンタンカメラ

カメラのメーカーA社は、誰でも撮れるという企画のカメラを開発し、完成させました。被写体にむかってシャッターを押すだけで、どこでも、誰でも、何でもきれいに撮れます。A社の宣伝部は何とか効果的な広告をと考えました。 サルに写真を撮らせて、「サルでもとれるカンタンカメラ。新発売。」と売り出しました。雑誌などでも、究極の普及型カメラとし…
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卒業間近の医学部生の未熟?

ヤフーに「卒業間近の医学部生の未熟」と題して旭川医大での調査の報告の産経新聞の記事が紹介されていた。夜間に救急患者が搬送され、学生自身が血液型判定と緊急輸血をする状況を設定し、検査手順を書いたマニュアルを配布して説明した後に学生に患者の血液を渡して調べさせたというものだ。正答率が40-60%という。 http://headlines.…
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今頃お花見?

昨日は、桜のお花見をしてきました。しかも、境内には残雪が。 札幌円山公園の隣、北海道神宮での風景です。 札幌ではこれからが春となるのです。 桜の後に梅が咲くとか聞きましたが、そんなことってあるのかと 不思議に思いました。 北海道の病院栄養士の研究会に招かれての講演でした。 90分間は長いですねとか言いながら、 内容…
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薬としての医師

 プラセボ効果という厄介なものが医療にはあります。本来は効くはずのない薬の投与により、症状が軽くなったり、病気が治ったりすることです。最近、脳代謝改善剤として大量に販売されていた薬が、再評価では有意差がなく認可が取り消されましたが、これなども再評価時にプラセボによる効果が大きすぎたためと解説されています。それ程プラセボには効果が高いこと…
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遺伝子のスイッチ・オン

 村上和雄先生の講演を聴く機会があった。それは、私の尊敬する心療内科の医師 永田勝太郎先生が主催する学会日本実存療法学会の特別講演としてであった。  学会での科学者の講演としては珍しいスライドを使わない口演にまず驚かされたが、超一流の科学者としての抑制をきかせながらも笑いをよぶことのできる、その語りに感心させられた。本当に頭のよい…
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すでに決まっった病院での医師選びには

 ある地域で事実上他に病院の選択肢がなく病院をすでに決めている時、ある病院に通っていて自分の受け持ち医に不満がある時、他の病気のためにその病院で別の医師にかかりたい時、このような時には外来担当の看護師に相談することをお勧めします。  外科医の手術の腕前は麻酔科医が知り、外来での医師の診療の腕前は外来看護師がよく知ります。ベテランの…
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禁酒反対!禁煙反対!

 禁酒反対、禁煙反対などというと、医者ともあろうものがと思われるかもしれませんが、私は、禁酒も、禁煙も、人から禁じられる強制されることであるために好きではありません。それは人間の自由と人類の文化を否定するものであろうと思うからです。 1985年ニューヨークへ留学していた頃、私はアメリカにおける禁煙運動の広がりかたに違和感を覚えまし…
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自分にあわない今担当の医師を代えるには、どうすれば良いか

今の担当医に不満がある時に、病院の中で他の医師に交代することを、患者さんは大変難しく感じているかもしれません。 1995年、世界医師会はリスボン宣言で、11の原則をあげています。その2番目に「選択の権利」として、次のように書いています。 「私的か公的かを問わず、患者は自由に医師および病院や保健サービス機関を選ぶ権利を持っている。」 …
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続 前野良沢の墓

後ろ髪を引かれながら、前野良沢先生の墓を通り過ごして、新高円寺の駅より都心へ向かった。 翌日、病院の研究室で普段余り見ることもない藤沢薬品工業が出版する月刊誌「いずみ」の1月号をパラパラとめくっていた。情報洪水の中で生きているために、このような雑誌に目を通すことなどほとんどないままにゴミ箱行きになる。表紙をあけるのも一年に一度か…
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遺伝子の乗り物 次世代からの贈りもの

新しいベルトを身に着けて 今日一日を過ごした。 このベルト、 長女に初任給があり、 贈ってもらったものだ。 もう、そんな年になったのか。 子供を見て初めて自分の年を悟る。 ここまでくればこの乗り物の任務も 7合目をすぎたと。 過日、「プレゼントに何が良い?」と尋ねられた。 ネクタイでは趣味が出るし、 …
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泥縄な生活の日々

昨日、ラジオ日経(旧ラジオ短波)の医学の焦点という番組の収録に赤坂のスタジオへいった。 「肝硬変の栄養療法」 というタイトルで、5月16日に放送される。 11分間という時間で原稿用紙8枚と聞き、早朝から準備するという泥縄生活。 午前の外来前にザット書いたものが少し多くて、 タクシーの中でPCを片手に8枚分に削りながら、到着し…
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ブログ 3ヶ月 (今後1ヶ月間の自由な発言の場)

ブログを立ち上げて3ヶ月をむかえた。 この一ヶ月は大変に忙しい毎日であったため、記事の更新も思うようにはできていない。 書きたいことを抱えながら、もう少し時間ができたらと懐にあたためている。 7500を超えるアクセスをいただいたこと、そして何よりもブログをとおして知り合えた仲間がひろがったことは、私にとっての収穫た。 そ…
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明日は伊勢参りへ

今日は、三重県での肝臓病病態栄養研究会での講演に招かれて津市に来ている。ゴールデンウイークの最後の日だというのに、多くの参加者が集まり、肝臓病と栄養・運動・情報提供についてお話した。講演後には熱心な討議もいただいた。講演後に色々な意見をいただき、討論することも楽しみのひとつだ。 三重大学では、C型慢性肝炎の患者さんに鉄制限食を指導…
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迷ったら入院。迷ったら受診を。

医師が一般の外来や救急で診療を行っているとき、一番大切な判断は、その患者さんを入院にするかいなかの判断だ。そして、入院にしないのなら、次に、何日後に診るかどうかの判断である。 これは、実は医師の技量により変わってくるというのが、私の持論だ。つまり、この程度であれば外来で診ることができるという判断は、臨床経験をつむにつれて徐々に広が…
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相手にわかる言葉で

「このシーティをみればわかりますが、こうふくまくのリンパせつが、にょうかんをあっぱいして、すいじんしょうになっています。」   病棟主治医のA医師が、患者とその家族に説明しているところです。卒業後6年目のA医師は、CTの写真を前に、立て板に水のごとく得意げに早口でしゃべりたてました。おそらく95%以上の患者には、理解できない説明だ…
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患者のための医療情報リテラシー(仮名)の案

新しいHP立ち上げへの協力を呼びかけていながら、具体的なことを何も書いていなかったので、現在考えている構想の案をここに紹介する。 サイトの理念(案) このサイトは、情報化社会を迎えて、氾濫する医療情報の中でとまどう患者さんやその家族、あるいは健康に不安を感じている人にむけて、医療者がそれぞれの分野の専門に関する最新の情報をわかり…
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前野良沢の墓

 「患者の生き方」を多数購入し配ってくださった方がおり、お礼を申し上げるために、今年の1月私はその方のお宅を訪ねた。お宅から地下鉄新高円寺駅までの10分ほど歩く途中に、いくつかのお寺がならぶ。ある寺の玄関の前の案内板に、前野良沢という4文字があるのが、ふと目に入った。立ち止まって読んでみると、このお寺には、解体新書を翻訳した前野良沢の…
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医療情報リテラシーのためのHP立ち上げ

患者さんや一般の人の医療情報の取得を専門家としての医療者が手助けするためのホームページの立ち上げ準備が進んできた。医療者間での教材の共有などもその構想に入れている。 一昨年の秋の患者教育の研究会ですでに、そのような夢を話していたが、中々開設までのきっかけが作れなかった。しかし、このブログをきっかけにクロッシングフィンガーのメンバ…
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臓器移植法の与党有志議員による改正案について

 臓器移植法施行から8年がたち、自民党により脳死臓器移植の改正が進められようとしている。脳死を一律に死とすること、家族の同意だけで移植をできるようにすることなど、臓器移植法の成立した議論や経過をまったく無視する内容を目指すものである。脳死は死にそうな人であり、ヒトの死でないことは明らかなのだが、それを一律に死としてしまうことにより、心が…
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がん患者へのサポート

本日の終末期病態学の授業に、ジャパン・ウエルネスの竹中文良先生にきていただくことができた。 竹中先生は、「医者が癌にかかったとき」を1991年に書かれた。自分が癌になるという転機から視点が医師から患者に移動をしたのだろう。その後、日赤の看護大学の教授をされていたが、退職後NPO法人のジャパン・ウエルネスをたちあげられた。ご自分の退職金…
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テーマについて

ブログの横に出ているテーマですが、「患者学」が55、「医療」が54と突出してきました。初期の頃は、「患者学」というキーワードをインターネット上で流したいという考えから意識的にこれにしていたのですが、私のブログそのものを見るとき、これではほとんど役に立たないことがわかります。 つまり、このブログの中で、このようなテーマで書かれたもの…
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第3回ペイシェント・アクティブ・フォーラム @ ジャパン・ウエルネス

6月11日に 東京赤坂で上記タイトルのフォラムがあります。 先日の授業の内容の一部を一般の人向けに話すことになります。一般の方の参加も可能ですので、ご興味のある方は是非申し込んでください。 ジャパンウエルネスのHPに、フォーラムの情報はまだ出ていませんが、まもなくその内容や申し込み方法が出ることと思います。http://www…
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医療の語り部

 「患者の生き方」を読んでくださりありがとうございます。 http://shinsatsu.exblog.jp/1552344  そして、「かたりべ」 っていい響きですね。これから私も積極的に使いたいと思います。ひかわさんもその言葉を使われていました。  empowerment も私にとって大切な課題です。ただ、私の考えるem…
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長らくのご無沙汰でした。

 2月にブログを開始してより、一番長い空白期間を作っててしまいました。この間に、いろいろな出来事がありました。今週は、大学院の授業として臨床入門 2コマ、学部で慢性病態学の概論 1コマなどがあり、その授業をする時間もさることながら、やはり授業をするにはそれなりに準備の時間が必要です。通常、1コマ90分の授業をするには最低その5倍は時間を…
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患者さんへの情報提供のネットワークづくり

今日、私にとって二つの大切な会があった。 一つは、患者さんへの医療情報のリテラシーを高めるためのホームページ作りの会合だ。このブログをきっかけに知り合った、ひかわさんとその仲間の人たち(石田さん、佐藤さん)に会い、話し合う機会を持つことができた。このブログがもたらした天の恵みだ。この人たちと協働作業でインターネットを利用した新しい…
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肝臓病と運動について

 今日、有楽町東京フォーラムで開かれている日本消化器病学会でのランチオンセミナーで、肝臓病と運動指導についての講演をした。ランチオンセミナーとは、昼飯時間に弁当を食べながら講演を聞くセミナーである。  肝臓病では、昔安静が強調された時期があり、今でも安静がよいと思っている患者さんや医療関係者も多い。しかし、人間は体を動かしてこそ健…
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すでに決まっている病院での医師選びには

 もし、ある地域で事実上他に病院の選択肢がなく、病院をすでに決めていたり、ある病院に通っていて自分の受け持ち医に不満がある時、他の病気のために別の医師にかかりたい時、このような時には外来の看護師に相談することをお勧めします。  外科医の手術の腕前は麻酔科医がよく知り、外来での医師の診療の腕前は外来看護師が最もよく知ります。ベテラン…
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ブログ 2ヶ月 (今後一ヶ月の 自由な発言の場; 縁側)

 ブログを開始して、もう2ヶ月がたった。北風の厳しい季節に始めたのに、今や桜の花が満開となり、新緑とのコントラストが美しい頃となった。  予期した以上に多くの人にこのブログが読まれ、アクセス数も、もう5000をこえようとしている。また、多数のコメントやトラックバックもいただいたことを、感謝している。皆さんからいただくアクセスやコ…
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引越し荷物

11年過ごした研究室からの荷物の引越しを、今日ほぼ終了した。本や書類が多いため、小さめの段ボールを用意したためでもあるが、段ボールで100個を超えたのには我ながら驚いた。都立広尾病院から慶應病院へ、前の引越しから11年間一度も見ることのなかった書類や資料などもある。これらを、今後の10年間に、見る機会はあるのだろうか。現在利用している…
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日本の宗教界の協力・協働作業の芽生え

 4月4日午後、教団付置研究所懇話会; 第1回「生命倫理・研究部会」が開かれた。わが国の宗教界各派の教えを研究する施設である教団付置研究所のメンバーが集まり話し合う会 「教団付置研究所懇話会」が発足した。その懇話会の最初の公式活動である第1回「生命倫理・研究部会」が、浄土宗総合研究所(港区増上寺内)を会場に開催された。  参加した研究…
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新学年の開始

 前回の記事より丸3日ほどご無沙汰しておりすみません。  4月1日より、新しい年度が始まりました。つまり、年末と正月が来ているわけですが、とりわけ今年は、異動があり、新しい職場での仕事の開始、カリキュラムの変更部分に関する手続き、新しい職場への引越しなどを抱えています。また、今までの仕事の延長でたまった期限遅れの原稿もいくつかあり、四…
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